鹿児島・串木野市:甘い醤油の理想系「吉村醸造サクラカネヨ」が旨い

3年くらい前に知人経由で聞いた「サクラカネヨの麺つゆで食う素麺が美味いんよ」という台詞。この一言をきっかけにサクラカネヨの麺つゆ探しが始まりました。北九州から一番近くで買えそうなのは水巻にある「かごしま屋」。ここで試しに1本買って使ってみて、それ以降は(欠かしたとき以外は)サクラカネヨの”万能甘露つゆ”を常用しています*1

で、愛用してる製品に向き合うために吉村醸造(サクラカネヨ)の本社に行ったわけですよ。自宅から最短・最速で4時間半かかります。300キロちょい。

でもまあ足を運んだだけの価値があった。醤油ソフトクリームが超絶美味い。

九州は南部に行けば行くほどに甘味料を含んだ醤油が増えていくように思います。サクラカネヨの醤油もご多聞に漏れずサッカリン、ステビア、甘草等を含んだ甘さを持たせた醤油。

吉村醸造はこの甘味料の甘さを活かした醤油作りがとても上手いように感じます。関東圏なら塩味を加えるための調味料として使われがちな醤油に「甘み」があるので、関東以東の人が違和感を持つのもわからなくはありません。でもこれが食文化だし美味いんだからしゃーない。

我が家で常用しているサクラカネヨアイテムの一つに「刺身醤油」があります。これに関してはかつてXでちょい失礼なことを書きました。

サクラカネヨの刺身醤油は安い魚が美味くなる。美味い魚を食べるならゴトー醤油の方が良い。

これ今となっては言葉が足りなかったと反省。

九州の一般家庭ってスーパーで売ってる半額の刺身のお世話になってる方も多いと思うんです。この半額刺身食う時にサクラカネヨの醤油が欠かせない。ガチで入手した旨味の強い魚だったら「魚の旨み・甘み」を味わうために醤油の風味だけ求めたい。普段の飯を美味く食うならカネヨの旨みブーストは外せない。要はケースバイケースです。

ここまでが枕。サクラカネヨの醤油は甘味が強い≒塩気が欲しくなる。その解が煎餅だったり醤油ソフトクリーム+もなか。

そりゃ美味いわ。ソフトクリームの動物性の脂、醤油が加算する甘みで不味くなるわけがない。ここに悪魔的に合体するのが湯之元煎餅の青のり味。

甘さ+塩気のコントラスト+炭水化物というのはマジで蠱惑的な旨みを生み出します。これ食っただけで300キロ超の移動の元が取れるレベル。

ソフトクリーム激推しだけどだんごも美味い。

「さすがに令和の時代に”ちんこだんご”はダメかも」「”しんこだんご”なら呼びやすい」の「しんこだんご」もおすすめ*2

とりあえず遠征ついでに北九州では買い難いパスタ用の調味料、ハンバーグソース、鍋つゆの元とか買ったのでしばらくサクラカネヨを楽しみます。

この煎餅はもう一袋買っとくべきだった…。

*1:「インターネット販売してますよ」というのは百も承知。こういう美味いものは手間暇かけて調達した方が記憶に残るし、その手間の中で新しい発見があったりなかったり。そういう感性・手間依存を生活に残すのが大事。

*2:新しい米粉「しんこ」で作るから”しんこだんご”とか、小さい団子を「ちんかだんご」と読んだから”ちんこだんご”になったとか諸説あります。漫画だんドーンでも「ちんこだんご」が出てきます。