鹿児島・串木野市:甘い醤油の理想系「吉村醸造サクラカネヨ」が旨い

3年くらい前に知人経由で聞いた「サクラカネヨの麺つゆで食う素麺が美味いんよ」という台詞。この一言をきっかけにサクラカネヨの麺つゆ探しが始まりました。北九州から一番近くで買えそうなのは水巻にある「かごしま屋」。ここで試しに1本買って使ってみて、それ以降は(欠かしたとき以外は)サクラカネヨの”万能甘露つゆ”を常用しています*1

で、愛用してる製品に向き合うために吉村醸造(サクラカネヨ)の本社に行ったわけですよ。自宅から最短・最速で4時間半かかります。300キロちょい。

でもまあ足を運んだだけの価値があった。醤油ソフトクリームが超絶美味い。

*1:「インターネット販売してますよ」というのは百も承知。こういう美味いものは手間暇かけて調達した方が記憶に残るし、その手間の中で新しい発見があったりなかったり。そういう感性・手間依存を生活に残すのが大事。

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長崎・茂木町:フグ出汁うどんを供する店「漁師飯なかざき」(と、「田口てんぷら店」)

2025年の年末に長崎に行ってきました。主な目的はスタジアムシティ見学と、小学校での修学旅行以来行ってなかったグラバー邸散策。

長崎は貿易で栄えた街ということもあり砂糖菓子のレベルが異常に高い。カステラ・ちゃんぽんが有名で、ちゃんぽんに唐灰汁(とうあく)を含む麺を使ってるのは長崎だけ。この唐灰汁をかんすいに使うのも海外(上海)由来です。

長崎創作麺工房|長崎ちゃんぽん麺専門店・水谷製麺所|コンセプト

『唐あく』は制限されており、全国生めん類公正取引協議会の規定で、長崎県以外では使用できないことになっています。唐あくを加えることによって、長崎ならではの独特な風味や味わいを与え、麺は淡黄色でソフト感がありながらコシがあります。消化を助け、食欲増進の働きもあり、また防腐、殺菌の作用もあります。長崎ちゃんぽんや、長崎皿うどん、長崎独特のちまきにも、この唐あくが使われています。

長崎は食文化が多様で面白い街です。

で、今回行ったのは長崎市街地からちょっと離れたところにある「茂木町」のうどん屋。長崎市内から大体15分くらい。

このお店は養殖トラふぐの卸売と並行してやってるお店で過去にはラーメンなんかも出してたみたい。2025年冬の時点ではうどんだけ。卸業の廃棄で出るトラふぐのアラ再利用でお店やってるんだと思うんですが、この出汁が優しくて強くて美味いです。

魚の天ぷら、焦がしネギ、天かす。全ての薬味に意味がある。出汁の繊細な旨みがこれら3種の薬味によってブーストされ、印象に残る旨さが生み出されてます。この味は初めて食べた。

セットにすると竜田揚げがついてきます。当然これも美味い。あっさり味だけど強いうどんと、そのまま強い竜田揚げを交互に食える贅沢さ。感動したのでこの味を出してる他の店ないかと調べてみたものの、どうにも長崎のここにしか無さそうです。一度は食べとくべき味だと思う次第。

ちなみにこの店から5分くらいの場所に「田口てんぷら店」というお店がありまして、ここの天ぷら(唐揚げ)が謎に美味いです。

天ぷらに謎の甘みがあり、いも天には謎の塩味がある。初めは醤油の甘みかと思ったけど、なんとなく魚から出る甘さっぽくもある。塩味を含んだ芋天ぷらは食安めにベストなので超おすすめ。

再度長崎に行くときは作り方も聞いてみたいですね。ごちそうさまでした。

大分・日田:プノンペンラーメンの店「中華さと」

毎月1回は大分県に出かけて行ってます。北九州市から大分って思ったより近いんですね。別府に行くのも大体1時間程度です。東の海岸周りに豊前・宇佐・国東を通りながら別府に行ったり、英彦山を通って日田・玖珠・湯布院に行ったりとルートの選択肢も複数あり、季節ごとに風景も大きく変わるのでドライブしてても楽しいです。

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福岡・北九州:ゆるふわロールケーキを出す老舗「アラモード洋菓子店」

北九州市で美味しいものと言われてもなかなか思いつかないかと思います。少し北九州市に詳しい人なら門司港バナナの叩き売りとか、門司港焼きカレーが思い浮かぶ人もいるかもしれません。北九州市は福岡市と同じく小麦文化が発展していて、うどん・ラーメン・餃子等が美味しい地区です。同じ小麦を使うスイーツ類もレベルが高く、戸畑区の老舗「アラモード」のケーキ類は絶品です。

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